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ベイビーステップ ネタバレ 【360:モチベーション】 [漫画 ネタバレ]

こんにちは。


今回はベイビーステップ ネタバレ 【360:モチベーション】をお送りします。




前回までのあらすじです。

ついに全日本選手権ベスト4が出揃った
4人中3人が18歳という異例の事態
栄一郎VS門馬を前に、池VS難波江の同世代頂上決戦が開幕
まずはキープ合戦かと思いきや……



前回を詳しく読みたい方は→ベイビーステップ ネタバレ 【359:世代2強】をどうぞ。


★目次★のページはこちらからどうぞ!






それでは ベイビーステップ ネタバレ 【360:モチベーション】のスタートです。



第7ゲーム 難波江のサーブゲーム

少しだけ火がつき始めた様子の池

難波江「(……急に強引にきた! ここは引かない!)」

強打で返す難波江

それを池はドロップショットで返す

難波江はその場からほとんど動けない 
30-30


沸く歓声「すげえっ! 
速球を一転ドロップ!」
「ムチャすんなあ!」


栄一郎「(難波江くんの遅い球を力で強引に攻めて……

その力ショットに難波江くんが力で応じたら……

今度はそれを一気に減速させるドロップ…… 

……池くんは遅い球を速い球で 速い球をドロップで…… 

あえて難しい選択で狙ってるのか?)」

青井「これが池のギアチェンジだ」

栄一郎「池くんの…… ギアチェンジ?」


難波江「(……今のはどうしようもない)」

切り替えてサーブモーションに入る難波江


青井「重要なポイントになると誰だって
集中力のギアを一段上げようとする 
お前だって経験あるだろ」

栄一郎「はい」

青井「一流選手になればそのギアを自分の意思で上げられるようになる…… 
と言うが……

池の場合は常にトップギアで試合に入るから
自主的にギアは上げられないらしいんだ」

栄一郎「え……じゃあどうしてるんですか?」

青井「本人曰く だが  
『その時になれば勝手に火がつく』 んだと……」

栄一郎「か…勝手に……?」

青井「相手や状況次第らしいがここぞという時になると
トップだったはずのギアが更に一段上がるらしい

今だって緩急をつけてくる難波江に対して 
更なる緩急差を見せつけてポイントを奪った

俺が見る限りギアが上がった池は 
相手が一番嫌がる所を見つける嗅覚が上がる

池はガキの頃から 
どういう相手に どういう状況で 
どういう戦い方をすればいいかを判断する力がズバ抜けてる

その判断が直感的で瞬間的で 
しかも正確ときてる……

池の超攻撃的テニスを可能にしているのは 
その判断力の早さと運動神経だろうな

単純に早く判断して速く動けるから…… 
相手の時間を奪う事ができるんだ」


試合はラリーが続いている

浅い球を打つ池

難波江は追いついて返すが、
読んでいた池がボレーで決める 
30-40


ついに池のブレイクポイントとなる


青井「そして池の本当に恐ろしいところは…… 
こういう戦いの駆け引きを心底 
楽しむ事ができるとこだと思うぜ」

前にナツに似たようなことを聞いたことがあるのを思い出す栄一郎 
思わず生唾を飲む

青井「ただただ戦うのが好きなんだろうな 
池はテニスじゃなくても
勝負ごとなら何でも強くなったタイプだよ」


難波江「(ここが勝負どころ…… 
予想より早い……)」

池「(海外には少ない完成度の高い精密なテニス… 
13で日本を出た俺にはない日本的強さ…… 

俺にも必要な強さ……)」

難波江「(だったら…)」

スライスサーブを打つ難波江

栄一郎「(超スライスサーブ…)」

池「(しかも遅い……)」

リターンする池

しかし難波江は既に前に出ている

栄一郎「サーブ&ボレー!!

ボレーする難波江 
すぐに反応する池 2人の目が合う

難波江「(緩急差でくるなら上か……)」

難波江の読みとは違い、
池はストレートでサイドを抜く

反応遅れる難波江

ゲームカウント 
4-3


盛り上がる観客
先にブレイクしたのは やっぱり池!!


栄一郎「(今のも…… 
どこにでも抜ける体勢を作って 
しかも必要以上の球威で抜いた 

難波江くんに与えるダメージは大きい……)」


高木「はあ~!? 
あの難波江が先に 
しかも完全にブレイクされたぜ 

本当に池爽児は才能の塊みたいな奴なんだなぁ……」

コーチ「このままいけば将来 
日本人の常識を変えるだろうな…… 
それくらい特異な存在だよ」


高木「(そういえばガキの頃…… 
難波江が池に負けた後だったか……

『ウサギとカメなら池くんはウサギで僕はカメなのかな…』 
……なんて言ってたっけ

めずらしく弱気だったから覚えてる)」


回想時の難波江「きっとさ… 
池くんだけじゃない ……
プロの世界は油断しない『ウサギ』ばかりなんだと思う

そこで僕が勝つには…… 
ウサギを見ずにゴールだけを見て走り続けるのがいいのかも……

ブレずにゴールだけを見られれば……」

高木「ゴールってなんだよ」

難波江「………… なんだろう…」


高木「(それからオールAとか言い出したんだっけ…… 
お前がカメなら俺はなんだっつーの)」


大きく息をはく難波江

難波江「(仕方ない…… 
焦りも劣等感も試合では無駄な感情―――

今戦ってるのはそう思わせてくれた相手)」


池のサーブ 打った途端に池は前に出る

それを見た難波江は池の足元にリターンする

栄一郎「(うまいリターン! 
これだけ遅くて沈むと 強打できない……)」

リターンする池

帰ってきた球を難波江は、高いロブで池の上を越えて決める 
0-15

舌打ちする池


観客「すげえっ…… 
ブレイクされて一本目にこのロブ……!
「落ち着いてんなあ……」

「戦術の多さは間違いなく日本トップクラスだろ」


栄一郎「(すごい……)」


難波江「(ワンブレイク…… 
相手は一気に仕掛けてくる……

となれば 
ここも相手を躱して勝ちを手繰り寄せるしかない

勝ちに近づくなら逃げることは恐れない 
どんな戦い方もできるのが 
僕の理想のテニス……)」

池「(戦略が多いだけじゃない 
状況に合わせた選択もうまい 
……ったく 聞いてたよりすげえな)」

サーブを打つ池 
リターンする難波江

見ている栄一郎の手にも力が入る

栄一郎
(俺も…早く 試合したくなってきた……)


ということで、【361:冷静と情熱】につづく。








***感想***

池くんのプレイは神がかってますね

まだまだ余裕がある感じだし、
さすがは池くん

池くんの凄さを青井コーチが解説してくれていますが、
聞けば聞くほどスゴイ

最初からトップギア、
なのに火が付けばもっと上がるなんて

説明を聞かなくても、
このプレイを見てるだけで
ゾクゾクワクワクしてきますね


でも難波江くんも動じてません

ブレイクされたばかりでもロブで先制点を取ってます

ブレイクバックもあるかな?


次のサブタイトルは「冷静と情熱」

冷静なのは難波江くん? 
情熱なのは池くん?

でも難波江くんも本来は熱い人間みたいだし、
反対だったりしたら面白いですね

案外、情熱の難波江くんになった方が、
勝機があるのかもしれないですよね



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前回までのあらすじです。

ついに全日本選手権ベスト4が出揃った
4人中3人が18歳という異例の事態
栄一郎VS門馬を前に、池VS難波江の同世代頂上決戦が始まろうとしていた



前回を詳しく読みたい方は→ベイビーステップ ネタバレ 【358:練習環境】をどうぞ。


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それでは ベイビーステップ ネタバレ 【359:世代2強】のスタートです。



池と難波江がコート入りし、ウォームアップの打ち合いをしている

観客「難波江は池と同学年の高校生チャンピオンだってさ」
「へぇー ……てことは同年代のプロアマ頂上決戦てことか」
「池が池世代の筆頭とついに激突するんだよ」

栄一郎「(難波江くんは池くん相手にどう戦うのかな…?)」



難波江サーブで試合が始まる

難波江のサーブはワイドへ

池のリターンはネットへ 
15-0

栄一郎「(うわっ…… 
完全に一発で決めにいった)」

難波江「(危ない…… 基本的に終始攻撃… 
今のでも射程圏内か………)」

次の難波江の第1サーブはネットにかかる

栄一郎「(第2サーブ…… 池くんは絶対攻めてくる 
難波江くんはどう対処する?)」

難波江の第2サーブはワイドにスピン

栄一郎「(……弾むスピン!)」

リターンする池「よっ…

栄一郎「(強烈なスピンと緩急差で池くんの攻撃を一時的に退けた……)」

池の動きをよく見て、
動きと反対に決める難波江 
30-0

観客「おおっ…… 隙あらば一撃… やるな難波江」
「すでに日本トップレベルといわれるだけある」

栄一郎「(えっ……結構無茶してる気がするけど…… 
難波江くん飛ばしていくつもりなのか?)」


続いての難波江のサーブはセンターに190キロ

サービスエースとなる 
40-0


観客「スゲえコース! 球威もあるな」

池「……」

栄一郎「(間違いない…… 攻
撃的な池くんより 一歩先に仕掛けてる 
それもたぶん最低限のリスクで効率的に……)」


次は強打のラリーが続く

難波江が少し遅めだが深い球でペースを落とす

しかし池はその球をライジングで打つ

栄一郎「(深い球なのに…… 
池くんがライジングでペースを上げて前! 
難波江くんの攻撃に応じた形だ……)」


池は前に出るが、難波江がクロスの鋭角に決めて1ゲーム目をとる


ふーっと息をはきガットを直す難波江

難波江「(まあよし…か…)」

池「(う~ん…… たぶんすげえ緻密に練られた攻撃…… 
しかも多彩ときてる……

海外だとあまりお目に掛かれないタイプだ…… 
ちょっと丸尾くんに似てる)」


栄一郎「(難波江くんすごい……! 
サーブゲームとはいえ池くんにまったく引けを取ってない

注目はこの池くんのサーブゲームを難波江くんがどう戦うか……)」


池のサーブはセンター

リターンする難波江

栄一郎「(池くん好みの速い展開にならない 
深くて遅い ナイスリターン)」

しかし少しジャンプした池が空中でフォアの強打 

これをコート隅に決める 
15-0

沸き上がる観客「きた――っ! これだよこれ!
世界を勝ち抜いてきたフォアハンド!


栄一郎「(信じられない…… 
悪いリターンじゃなかった…… 

……なのに たった2ステップ 
しかもジャンプして身体を捻ってるのに……

寸分くるわぬ完璧な打点からの一撃! 
そしてあの球威とコントロール 

池くんてこんなスゴかったっけ?)」


客席の栄一郎のところに青井コーチがやってくる

青井「怖くなってきたか?」

栄一郎「あ…青井さん」

青井「お前にもいろいろ見えてきたって事だ…… 
強くなった証拠だよ」


難波江「(これだ… 幼い頃…… 
この驚異的なテニスに圧倒されて自分を見失った

あれからできる限りコート内での感情を排除した
理性的思考で戦う力を養ってきた

この相手に今あるモノだけでどう勝つか で
きる限り増やしてきた選択肢から戦術を編み出すだけ)」

次のサーブをリターンする難波江

難波江「(リターンゲームは攻めと守りにメリハリを……)」

ラリーが続いたり、フェイントがあったり

池「(押してきたり引いてきたりやりにくい… 
でもサーブゲームなら俺のテニスはできるか…)」

池はコート隅に強打し、サーブゲームをキープする 
ゲームカウント
1-1


池「(だったら多分どっかで何とかなる…)」



試合は進んで3-3の第7ゲーム

難波江「(第7ゲーム… 
ここまで池くんはコートの約65%をフォアでカバーしてる 

これが彼の基本だと考えれば…… 
その分岐点への攻撃は効果的)」

フォアとバックハンドの境目を狙って打つ難波江

その球に回り込む池

難波江「(あくまでフォアか…)」

強烈な逆クロスを打つ池だがこれはギリギリアウト 
30-15

難波江「(よし… 
この驚異的に滑らかな脚技からショットまでの流れ……

感情的に焦りゃ動揺がないと言えばウソになるけど…

編み出した戦略を正確に遂行するだけの冷静さは保ててる)」


池「(守備範囲内のやりにくい所をつかれてる…… 
微妙なトコを色々とよく考えてやがる 

俺まで変に頭使わされてっからか火がつかねえ……」

難波江のサーブを強打で返す池

池「難波江は俺がアメリカに行く頃に
強くなった奴だからあまり印象がない

少なくともタクマさんや緒方みたいに 
ガキの頃から目立った存在じゃなかった

現時点でもおそらく力 脚力ほか身体能力は発展途上…… 
それでもここまで強くなれるって事は……

俺にもまだまだ可能性があるって事だよな……)」

強打する池

池「(おっ…… ちょっとキた……!)」


ということで【360】へつづく。






***感想***

楽しみにしてた準決勝第1試合が始まりました

難波江くんは最初のゲームをラブゲームでキープです

190キロも出ていたし、難波江くん絶好調みたいですね

ゲームカウント3-3でここまでは両者互角?

でも池くんはまだまだ全力ではないみたいですね

最後のところでだんだんスイッチが入ってきたような

この先は池くんが調子を上げていくんでしょうね

第1セット取るのはやっぱり池くんかなあ?

井出くんが池くんとタイブレイクまで頑張ってるようなので、
難波江くんもそこまではいくかな?

あっさり難波江くんが負けちゃったらそれも拍子抜けな気がしますよね

難波江くんとエーちゃんの戦法が似てるってことは、
エーちゃんがヒッティングパートナをしていた池くんは

難波江くんの戦い方にある程度慣れていますもんね

この試合も長くなりそうな予感がしますね




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ベイビーステップ ネタバレ 【358:練習環境】 [漫画 ネタバレ]

こんにちは。


今回はベイビーステップ ネタバレ【358:練習環境】をお送りします。




前回までのあらすじです。

ついに全日本選手権ベスト4が出揃った
4人中3人が18歳という異例の事態
栄一郎は次なる相手を視察に来たが、試合を終えた門馬が自ら話しかけてきて



前回を詳しく読みたい方は→ベイビーステップ ネタバレ 【357:ベスト4】をどうぞ。


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それでは ベイビーステップ ネタバレ【358:練習環境】のスタートです。



門馬「丸尾君だよな」

栄一郎「(日本2位の門馬さんが…… 
しかも準決勝に当たる俺に…… 
何の用!? 
…っていうか俺のこと知ってるんだ)」


門馬「ちょっといいかな」


観客席を降りて門馬の近くにいく栄一郎


栄一郎「……あ えっと……
 こ…こんにちは! 次よろしくお願いします!

門馬「ああ…… そんなことより…」

栄一郎「(そ……そんなことなの!?)

門馬「君はSTC所属だったよな 
今後はどうする予定なんだ」

栄一郎「え…!? 
……今後っていうのは……」

門馬「プロ志望だと江川から聞いてる…… 
でもプロになったらもうSTCに練習相手はいないだろ?

それあって君の彼女はアメリカの大学を探してるんだろ?」

栄一郎「(いろいろ知ってるんだな……)」

門馬「要は君が今後プロとして
どこを拠点に活動するのかってことだよ」

栄一郎「(拠点……)

……いや実はまだそこまで頭が回っていなくて…… 
プロになる決断をしたのも実はつい先日のことなんです

今は試合と協力者を探すので手一杯で…」

門馬「なるほど…… 
まあでもまずは海外か国内かの選択だよな 

海外の話は池より苦労人の
種村の方が参考になると思うぞ

とは言え君の場合はまだ
国内にもいい練習相手がたくさんいそうな気がするがな…」

門馬の話にあっけに取られ言葉も出ない栄一郎

門馬「じゃあ…明日だな」

栄一郎「(終わり!?) 
あ あの……ありがとうございます!
いろいろ考えてみます」

手を振り去っていく門馬


栄一郎「(確かに…… 
練習拠点の問題はあるよな…… 

いくら道具やお金があっても
練習相手がいなかったらどうしようもない…

でもなんで今 門馬さんが俺にそんなこと……?)」

ナツ「日本代表Bチームじゃないかな……

栄一郎「え?

ナツ「期待の若手は日本テニス協会から
日本代表のBチームとして選抜されるんだよ 
次世代の日本代表を担う人材としてね

そうなるといつも日本代表が練習している
NTCを拠点に練習することができるの

タクマはもうそのBチームの一員なんだよ」

栄一郎「え…じゃあそれってつまり……」

ナツ「日本代表レベルの人達と普段から
存分に練習できるってことだよ!」

栄一郎「(す…すごい!! 
俺にとってはヘタに海外に行くより恵まれた環境じゃ…!?)

……でもさ…… 
さすがに俺がそこに選ばれる事はないと思うんだけど」

ナツ「そりゃあ過去の戦績からしたら足りないかもだけどさ 
でもエーちゃんは今や全日本ベスト4だからねー」

栄一郎「う~~ん……だけど不戦勝もあったし 
他の選手より恵まれてるのは事実だし……」

ナツ「だからこそ門馬さんは
今のエーちゃんの状況を知りたかったんじゃないかな?

それで明日エーちゃんがBチームに見合うかを見極めたいんだよ」

栄一郎「!!」

ナツ「あの門馬さんて人は日本代表の活動に
全てを懸けてるって言われてる人だよ

Bチームの人選にも影響力があるのは間違いないと思う……

エーちゃん!
勝ったらBチーム入りだよ!
そんで拠点はNTC!」

まだ話についていけずあっけにとられている栄一郎

栄一郎「(ほ…本当かな?)



その後STCで少し練習をし、
青井コーチと門馬の試合DVDを見て検討し、
ナツと帰路についた栄一郎

栄一郎「(明日の相手…… 門馬歩夢…… 
間違いなく公式戦過去最強の相手……

世界ランキング54位……
41位の池くんとあまり変わらないレベル

……でも池くんのヒッティングパートナーやってたし……
あのレベルは体感してる

……それにこの中一日はなっちゃんのおかげで一息つけた 
情報も充分だし状態は万全

ここまで来たらどこまで行けるか楽しみなだけだ!)」



準決勝当日 
プレイヤーズラウンジにて格闘技の試合映像を見ている池

コーチ「……好きだなソージは試合前に格闘技見るの」

池「コレは今日のために特別送ってもらったヤツなんだぜ 

暴君と呼ばれたファビオ・マルケスさ…
試合中の大怪我からの復帰戦……

あの感情むき出しの暴君が
怪我を境に冷静でクレバーなファイターに生まれ変わったんだ」

コーチ「なるほど…… 
凶暴な奴がその感情をコントロールできるようになったら強いよな」

池「でもこの試合はそのマルケスがやられるんだ」

コーチ「え?」

池「見てるのはその冷静な暴君を倒す現王者レナードさ

暴君が冷静に経験を活かした策略で仕掛けるんだが
王者はあくまで自分の攻撃スタイルを貫いた 

そしてこの試合に勝った王者はこの後 
前人未到の不敗神話を作る伝説的王者となる

ちゃんとしたイメトレだろ? 
趣味もあるけどな」

コーチ「…となると難波江は精神コントロールを手に入れた元暴君か 
一見そうは見えないんだがな……」

池「確かに…… 
そこがアイツの怖いトコだよ」

そこに門馬が通りかかる

池「門馬さん…… おはようございます」

門馬「おう



会場の周りを走ってウオームアップしている難波江

難波江「(相手は超攻撃型…… 
最低限どんな攻撃にも
ベストな対応ができる体勢は整えておきたい

そして何より大事なのは……)」

昔池に負けた時の事が脳裏をよぎる難波江

難波江「(ベスト4までは来れたけど 
ここまでの試合は理想とかけ離れてる……

想定が甘すぎてまだここまでの
あらゆる情報を整理しきれていない

そういう中で同学年の意識が強い池くんとの対戦…… 

様々な心理的要素が試合に影響を与えることは避けられない中で
どこまで自分の精神をコントロールできるか…)」

難波江はアップを終えて選手ラウンジに向かおうとするが、
そこに栄一郎が通りかかる

栄一郎「難波江くんおはよう!」

難波江「おはよう 僕は第1試合だけど丸尾くんは…第2試合だっけ?」

栄一郎「うん

プレイヤーズラウンジに入った2人はそこにいた池と門馬と目が合う



ゾクゾクと会場に集まってくる観客たち

「おおっ…… 今日はずいぶん人多いな…」
「池人気と若手の台頭で過去最高の観客数なんじゃないか?」

「やっぱり決勝は池と門馬の頂上決戦なのかな?」
「でもメディアは難波江の活躍に相当期待してるよ」

「あと予選上がりの高校生ってのも面白いよな」
「史上初だろ?力は劣るらしいけど観たいよな」

「ああ 後で1コートも観に行こうぜ」

池と難波江がコート入りした途端、盛り上がる観客達


ジュニア最強 VS 日本最強、激突!






***感想***

門馬さんの話は今後の拠点のことでしたね

全日本選手権ベスト4なら確かに
ナショナルチームのBチームに呼ばれそう

それなら日本で活動できますもんね

私は勝手に池くんと同じように
またアメリカのアカデミーに行くのかと思ってましたが

スポンサーが出してくれる金額によるのかな? 
あそこお金がかかりそうだよね

海外より日本にまだまだ戦う相手がいるって
門馬さんの言葉にも納得

なんだかんだで難波江くんと
あんまり試合とかしてないしね

今回出てきたプロの方々からも
学ぶべきことがいっぱいありそうだし

なっちゃんは「勝ったらBチーム!!」
って言ってましたが、
いくらなんでも門馬さんには勝てないだろう

あっさり負けじゃなくてフルセットとか? 
で、門馬さんの基準を超えて推薦?

次は「世代2強」

世代はエーちゃん世代、
2強は池くんと難波江くんだよね

当然池くんが勝つと思うけど、
難波江くんがどこまで食い下がるか、楽しみですね





ベイビーステップ ネタバレ 【357:ベスト4】 [漫画 ネタバレ]

こんにちは。


今回はベイビーステップ ネタバレ【357:ベスト4】をお送りします。




前回までのあらすじです。

全日本選手権でシード選手の棄権によりベスト4に進出した栄一郎
初めてナツの家に行った翌日、偵察のために会場へ



前回を詳しく読みたい方は→ベイビーステップ ネタバレ 【356:なっちゃんち】をどうぞ。


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強者どもが栄一郎の待つ
ベスト4へ続々と・・・



それでは ベイビーステップ ネタバレ 【357:ベスト4】のスタートです。


全日本選手権4日目

まず栄一郎たちは池の試合を観戦

池の相手は日本ランキング12位の北畑

池のショットに目を丸くする栄一郎

栄一郎「うわぁ… 
池くんどんどん調子上げてきてるね…」

ナツ「ピークを決勝に合わせてきてるんだよ」

真剣な顔で試合に見入る栄一郎 
その横顔を見守るナツ

ナツ「そういえばエーちゃんとの初めてのデートも爽ちゃんの試合だったよね」

栄一郎「そうだ…… 
池くんのプロデビュー戦だ……」

ナツ「そうそう この有明のセンターコートだよ」

栄一郎「(あれは俺がプロを目指すって決めた日…)」

ナツ「エーちゃんは明日勝てば 
ここで その爽ちゃんと 全日本選手権の決勝を戦うんだね」

栄一郎「そ…… そうだよね… 
(そうなる可能性だって…)

池が北畑に勝利する 
カウントは6-1 6-0のストレート



ナツ「……さて エーちゃんの次の相手は?」

栄一郎「うん…… 門馬さんと山口さんは1番だね 
なっちゃんは観なきゃいけない試合はないの?」

ナツ「アキちゃんは昨日負けちゃったし…… 矢沢さんは録画した映像を観たいから…… 

あと今日はエーちゃんと一緒にいる日だし!」

栄一郎「(う…… うれしいな……)」

周りの観客が2人に気づく

「あ あれ鷹崎選手だよ」
「おおっ私服姿もいいな」
「一緒にいるの丸尾選手?」
「え!? ベスト4の」
「噂の…?」

顔を見合わせて照れる2人



1番コートに着くが、まだ門馬と山口の試合は始まっていない

栄一郎「(あれ……隣の2番コートは……?)」

2番コートで試合をしていたのは
難波江と日本ランキング4位の渡邊

スコアは6-4 5-7 4-5で難波江のリード
 
栄一郎「(難波江くん! 第3シード相手にリードしてる 
え……しかももうマッチポイント……!)」


渡邊「(クソ……こっちが何とか流れを掴んだと思えば…… 
いつの間にかプレースタイルが変えられてる

しっぽが掴めねえと思ってるうちにやられてるんだ… 

冗談じゃねえ… 
確かに弱点はないが大したショットもねえ……
 落ち着け…)」

難波江のサーブ

難波江「(力 脚力 経験で劣る分は戦略で埋めるしかない

戦略を変化させ続けて 逃げ切る以外 
今の僕に勝ちが見出せないなら…

そのパターンも限界がきている 
このゲームで決めるしかない)」

難波江はクイックサーブを打つ

栄一郎と渡邊「(クイックサーブ!?)

渡邊は反応しリターンするが甘い返球になる

その球をサイドへきちんと決める難波江

ゲームセット 
4-6 7-5 6-4 
で難波江の勝利

ガッツポーズする難波江 ざわつく観客達

「ウソだろ……!高校チャンピオンが
第3シードの渡邊に勝った!」
「しかも戦略勝ち!」

「難波江劣勢に見えたのに…… 
終わってみればワンチャンスをモノにして勝った!」

「ちょっと待てよ!
ベスト4のうち3人が18歳って…
前代未聞だろ!
日本のテニスが変わるぞ!

栄一郎「(すごい… 
難波江くんは実力でベスト4を勝ち取った! 
……って事は難波江くんと池くんの準決勝)」



その時門馬と山口の試合開始アナウンスが

栄一郎「(俺の対戦相手が決まる試合も始まった!)」

ノートを取り出す栄一郎

ナツ「やっぱりばっちり予習してあるね」

栄一郎「2人とも映像はかなり残ってるからさ」


山口のサービスゲームで試合が始まる

栄一郎「(力は門馬さん…… 
技術は山口さんの方が上……

山口さんがキレるスライスとか 
緩急差をつけるとか 
技術の高いショットで先に仕掛ける

それを門馬さんが真正面から受けて立つように 
強く深く安定した直球系のスピン球を返し続けてスキを与えない……)」


山口が前に出るが、すぐに反応した門馬が山口の横を抜くストレートで決める

栄一郎「すごい…… 鉄壁の守備だ

ナツ「なんか門馬さん怒ってるみたいだね……」

栄一郎「え?」

ナツ「『コラァ まだ甘い!』ってなんか頑固親父みたい」

栄一郎「そうか…… なるほど……

(山口さんが先に仕掛けてるように見えて…… 
実は門馬さんにスキがなくて苦しくなって
先に攻めさせられてるのか…

そこで山口さんにスキが出て返り討ちにされてるんだ……

この門馬さんは…… 
池くんに抜かれるまで6年間日本一で 
その後も2位に居続けている選手

海外を主戦場に 
戦うことに誰より積極的で 
その経験で若手育成にも力を注いできた人

……正に日本テニス界の大黒柱)


第2セット 4-5

このゲームをブレイクされたら負けてしまう山口

山口「(そろそろ…… 
若い奴らも出てきてることだし 
他の奴にも席を譲ってもいいんじゃないですかね?!!)」

山口のショットはサイドギリギリへ

その球を追いかけて飛び込みながら打ち返す門馬

球はセンター深くに決まり、門馬の勝利

栄一郎「(なんて…… 
気迫…… 
この人が門馬歩夢… 
俺の次の相手……)」


試合終了後の握手をした後、
チラッと栄一郎の方を見る門馬

ドキッとする栄一郎

門馬は栄一郎に近づいてくる

栄一郎「(えっ……!? こっち来た!?)」


門馬「丸尾くんだよな? ちょっといいか?


とうことで、【358】につづく





***感想***

なっちゃんとエーちゃん、
一緒に観戦してることで噂になってましたね


今までは
「あの鷹崎」と一緒にいる地味なヤツ誰だ?
って感じだったのが

「あのベスト4の丸尾だ」になってましたね


エーちゃんも有名になったものだなぁ(泣)


難波江くんもしっかり勝ってました

実力では劣るから戦略で勝つとは難波江くんらしい

でも今の難波江くんではここまで、っていう伏線なのかな?

次は池くんとですもんね 勝てるわけがない

難波江くんはまだまだこれから伸びていく感じですかね?


そして門馬さん

強い! かっこいい! 

トップを走り続けて、
なおかつ後輩もバシバシ鍛えてるなんて、
なんてパワフルな人なんだ

エーちゃんに声をかけてきたのはどんな用があるのでしょうか?


まさか明日の試合前に練習試合を今からしようとか?


今の君の問題点はここだ! 
明日までに改善して来い――! 

とか?

次のサブタイトルが「練習環境」なので
どうやって練習してるのかとかを聞かれるのでしょうか?


自分たちが練習してるところにおいでってこと?


門馬さんのモデルは「松岡修造さん」って意見もあるようだけど、
どうでしょう?




ベイビーステップ ネタバレ 【356:なっちゃんち】 [漫画 ネタバレ]

こんにちは。


今回はベイビーステップ ネタバレ【356:なっちゃんち】をお送りします。




前回までのあらすじです。

全日本選手権でシード選手の棄権もあり、ベスト4に進出した栄一郎
ナツは負けてしまい、2人とも明日は試合がない状況に
そこでナツの家にいくことになり・・・



前回を詳しく読みたい方は→ベイビーステップ ネタバレ 【355:予定外】 をどうぞ。


★目次★のページはこちらからどうぞ!





今回は、テニスを離れて久しぶりの
「なっちゃん」とのストリートですね。
どんな展開になるのやら・・・



それでは ベイビーステップ ネタバレ 【356:なっちゃんち】のスタートです。




栄一郎「(ここが……なっちゃんち…
…… ほ…本当に来ちゃった… 

い…いいのかな 手土産とか持ってきた方がよかったかな……

……ただでさえ人の家なんて 
影山と池くんちぐらいしか行ったことないのに

彼女の家ってどうしたらいいんだ……!?)」

緊張でドキドキそわそわな栄一郎

ナツ「ただいまーっ!」

栄一郎「お…お邪魔しますっ!」

しかし家の中から返事は返ってこない

ナツ「あれ?」

栄一郎「どうしたの?」

ナツ「両親応援に来てくれてて 先に帰ったのにいないや…… 
久しぶりに東京行ったから買い物かな……

まあいいや待ってて 着替えてくるから」


そう言って階段を上がって行くナツ


栄一郎「(え… じゃあ今 もしかして… 
2人っきり…!?

スカートに着替えてきたナツ

ナツ「おまたせー 
へへへ…… エーちゃん初めてだねウチくるの」

栄一郎「うん…… なんか不思議な感じ…」


ナツは栄一郎を自分の部屋に案内する

ナツ「ここが私の部屋でーす」

栄一郎「(ここが…)」

ナツ「てきとーに座ってて! 
何か飲み物持ってくるね」

栄一郎「(適当にって…… 
女の子の部屋って……どこに座れば……

……しかもなっちゃんが毎日過ごしてる部屋… 
あんまりじろじろ見るのはやめとこ……)」

すると机の上の参考書に目がいく

栄一郎「(ん…? 何だろう この参考書……)」

そこにナツがマグカップを両手に戻ってくる

ナツ「エーちゃん紅茶でいい?」

栄一郎「はいっ!!」

ナツ「どうしたの?」

栄一郎「あ…大丈夫 ありがと……」

ナツ「カバンおいていいよ?」

栄一郎「う…うん」

栄一郎の視線に気づくナツ

ナツ「……ああこれか…… 
英語のテキストだよ 

今テスト勉強してるんだ 
アメリカの大学に入学するにも最低限必要なテストはあってさ」

栄一郎「へー…… そうなんだ 
テニスさえ強ければ入れるってわけじゃないんだね」

ナツ「うん…… 
9月の入学前までにパスしなきゃだから頑張ってるんだ」

紅茶を飲んでほーっと一息つく2人

栄一郎「……てことはさ 来年8月までは日本にいるの?」

ナツ「うん 今5校からお誘いが来てて 
それまでに全部の大学を見に行こうと思ってる 

だからテニスと英語の勉強の毎日だよ」

栄一郎「なっちゃん英語は得意じゃん」

ナツ「楽しいから苦じゃないけどね」

栄一郎「そっか……8月か…… 
アメリカの大学ってどんな感じなんだろうね」

ナツ「エーちゃん IMGに行ったよね 
有名大学はあそこよりもっと規模が大きくて施設は充実してるよ」

驚く栄一郎「え――!? IMGよりすごいの!

ナツ「そう! なのに奨学金で行けるからコーチも施設も授業料も
生活費も医療費も全部大学が出してくれるの

テニスと勉強だけに全力で打ち込めるようになってるんだよ 
大学がスポンサーになってくれた…みたいな感じだよ」

栄一郎「なるほど…… 
なんか日本とは全然違うんだね」

ナツ「欧米は何でも規模が大きいんだね 
話を聞けば聞くほどワクワクしてくる

世界中から集まった日本じゃ絶対戦えない
レベルの高い選手達と毎日練習できるし

賞金や契約金はもらえなくてもプロの試合には出られるし…… 
ついに始まる……って感じだよ!」

栄一郎「(そうか…… なっちゃんは勉強しながら 
プロの試合に出られる環境を手に入れたんだ 

ずっと頑張ってきた成果だよな) 
すごいね なんか忙しくなりそうだけど」

ナツ「うん!」

栄一郎「……でもやっぱり…… 
なかなか会えなくなるのはちょっと寂しいな……」

ナツ「うん…… 今までみたいにってのは無理だよね 
だけど休みもあるし 日本には帰ってくるよ!」

栄一郎「うん! それに今は毎日顔見て話もできるしね」

ナツ「そうだね…… それにエーちゃんがプロになったら 
アメリカの大会に出る事もあるでしょ?

その時は絶対応援に行くからね」

目から鱗が落ちたような顔の栄一郎

栄一郎「そうか… 俺から会いに行けばいいんだよね

俺がプロになったらどの試合に出るかの選択肢は 
勝てば勝つほど広がる……

……この悩みも俺が試合に勝つ事でどんどん解決していくんだ……

そうだよ…… 日本よりアメリカの方が大会数も多いし 
なんだったら世界中どこにだって同じ大会に出れば会える……

――…って」

栄一郎の肩にもたれるナツ

赤い顔でパニくる栄一郎

ナツ「うん……私もそう思ってる 
勝てば勝つほどエーちゃんに近づくと思って頑張る」

ナツが栄一郎の左手を握る 更に硬直する栄一郎

栄一郎「ちょ… なっちゃん… 
そろそろご両親が帰って来るんじゃないかな……」

ナツ「大丈夫だよ」

栄一郎「いや……さすがに俺も…… 
変な… ……気分になっちゃったら困るし……」

ナツ「……何で困るの?

栄一郎「(えええええええええ)何でって… なっちゃん!

徐々に近づいていく2人の顔

その時ふすまの向こうでガタタという音がする

途端に立ち上がるナツ

栄一郎「え!? え!?」

ナツがふすまをガラッと開けると、
そこには階段の段差に足をぶつけて痛がる姉の姿が


三香「あ…ど…どうも 
はじめまして ナツの姉の三香です」

栄一郎「は…はじめまして 
丸尾栄一郎です!(いつからいたの!?)」

三香「あなたがウワサのエーちゃんね」

栄一郎「はいっ 
ナツさんとお付き合いさせて頂いてます」

栄一郎の顔をじっと見る三香

三香「予想通りのタイプかも カワイイ系」

ナツ「お姉ちゃん!! 
もー邪魔だから出てってよ!

三香をぐいぐいと部屋の外に押し出そうとするナツ

三香「えーもっと丸尾くんとしゃべりたいー」

ナツ「っていうか飲み会とか言ってなかった!?」

三香「幹事のミスで延期になったのよー 
あ もしかして外出てった方がいい?」

真っ赤になる2人

三香「お父さんを本気で怒らせるのだけはやめてよね

何も反撃できない2人

ナツ「あ!エーちゃん もうすぐ7時だね!」

栄一郎「本当だ! そろそろ帰らなきゃ!」

繕うように言った2人は玄関へ


栄一郎「あ…… じゃあ……」

ナツ「うん…」

三香「また来てね丸尾くん」

ナツ「もういいよ お姉ちゃんは!」

栄一郎「はいっ お邪魔しました! それじゃまた明日ね…」

ナツ「あっ エーちゃん! 
今度はエーちゃんちにもつれてってね

栄一郎に耳打ちするナツ

栄一郎「も…もちろんだよ……」

ナツ「えへへ エーちゃんの部屋ってすっごく整理整頓されてて
世界地図とか貼ってありそう たのしみ!」

栄一郎「(なんでわかるんだ!?)」

ナツ「それじゃあ また明日ね――っ!!」

栄一郎「メールするね」

手を振り別れた2人

ドキ ドキ ドキ

ドキ ドキ ドキ

ドキ ドキ ドキ

帰る道すがらもドキドキが治まらない栄一郎



とうことで、【357】につづく






***感想***

なっちゃんのご両親、応援に行ってたんだね

先週の私の妄想は何だったんだ(笑)

今回イチャイチャしてるだけかと思ったら、わりとちゃんと将来の目標とか話してましたね

ナツはアメリカの大学へ エーちゃんはプロとして世界各地の試合へ

遠距離恋愛になって、
この先2人が会うのはなかなか難しそうだけど、
それで別れちゃうってことはなさそう

いっそもう婚約しちゃうとか?


そしてナツの姉登場!

なっちゃんに似てて美人だよね 
性格もなっちゃんと似ているような

なっちゃんの妹な面も見られて、
今までそんな風にあまり見ていなかったから新鮮だったな

実はこの姉、
単行本のおまけ漫画にすでに登場してました

その時成人式ネタだったから、
エーちゃんたちより2・3歳年上?

姉の
「お父さんを本気で怒らせるのだけはやめてよね」
という言葉が気になってしまいました・・・





ベイビーステップ ネタバレ 【355:予定外】 [漫画 ネタバレ]

こんにちは。


今回はベイビーステップ ネタバレ【3545:予定外】をお送りします。




前回までのあらすじです。

全日本選手権3回戦で曲者・種村に勝利した栄一郎
神田にナツがセンターコートでピンチに陥っていると聞き、急遽応援に向かう




前回を詳しく読みたい方は→ベイビーステップ ネタバレ 【354:決め手】 


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それではベイビーステップ ネタバレ【3545:予定外】のスタートです。


苦戦しているナツに栄一郎が声を上げる「なっちゃんいけるよ!!」

それに聞いたナツの目の色が変わる



ゲームカウント4-1で矢沢に負けているナツ

次はナツのサーブゲーム

矢沢「(サーブが伸びてきた…)」

ナツがダウンザラインに決めてガッツポーズを見せる

観客「うおっ」
「なんか急に雰囲気変わった!」

栄一郎「(よし!)」



続いてのラリーでは矢沢のストロークに飛び込むナツ

矢沢「(さっきまで決まってた球が……)」

次もなんとか返したナツだったが、矢沢がストレートに決める



栄一郎「(失ったら負けの第2セット なっちゃんは――― 
日本女子最強の矢沢選手に1ブレイクを含む3ゲーム連取をやってのけた

そしてそのまま6-6で タイブレイクに突入!

なっちゃんの瞬間的なひらめきから繰り出される攻撃を 
やや守備を固めた百戦錬磨の矢沢さんが迎えうつ

セットポイントとマッチポイントが繰り返される一進一退の攻防は…

最後の最後にセットを失う覚悟でリスクを負った 
矢沢選手がなっちゃんを振り切った)」

審判「ゲームセット アンドマッチ ウォンバイ矢沢
 カウント 6-2 7-6

観客達「うおおーっ 最後の攻めの応酬すごかったな!」
「鷹崎ナツの方が押してたよな」

「かわいいのに勇気あるなー」「かっこいい―――っ!」
「鷹崎さーん!!」「応援してるぞー!」

手を振って声援に応えるナツ

栄一郎「(結果は残念だったけど…… 
今日観てた人はきっとみんな…… 
なっちゃんのファンになったよ……)」



選手控室で合流する2人

栄一郎「なっちゃん! お疲れさま」

ナツ「おまたせー ありがとね 応援来てくれて 
おかげで力を全部出しきれた気がする 
それでもダメだったからまだまだだね」

笑顔で言うナツ

栄一郎「えっ!? 
世界の矢沢さん相手にあそこまで戦ってダメなワケないじゃん

なっちゃんはもう間違いなく世界レベルだって証明したよ!」

ナツ「ありがとう…… 次に繋がる試合にはなったかもね 
でも…本当はもっとやれると思ってたな……」

栄一郎「………」

ナツ「あー…… エーちゃんと一緒にベスト8行きたかったー 
悔しい気持ちは明日の応援にぶつけるよ!」

栄一郎「うん! ありがとう!」

ナツ「じゃあ帰ろっか」

栄一郎「そうだね」


2人が立ち上がったところに係員が声をかけてくる

係員「あっ!丸尾選手いた! 
今ちょうど大会レフェリーから連絡しようとしてたとこだよ」

栄一郎「え? 僕に…… 何の用ですか?」

係員「実は君が明日 準々決勝で当たる予定の吉道選手なんだけど…… 
先ほど欠場を決めたんだ」

栄一郎「え… 何かあったんですか……!?」

係員「脚の故障がかなり悪化したみたいで つまり明日の試合 
丸尾くんは不戦勝でベスト4に進む事になります」

ナツ「ベ……ベスト4! 
エーちゃん…… すごいよ…… ベスト4だよ!」

栄一郎「(え…俺が…… 全日本選手権ベスト4!?)



プレスルームにて 宮本記者も興奮している

宮本「(いや~~~… …これはとんでもない大事件だぞ 

運がよかったとはいえ…… 
高校生がベスト4に入るのでさえ史上4人目……

予選上がりは史上初の快挙だ! 
池君も難波江君も18歳…… 大変な事になってきたぞ)」



山口はこの事実を浅野にメールで送る



帰り道の2人

ナツ「エーちゃん! すごい事になったねー」

栄一郎「うん…… でもなんかいまいちピンときてないんだよね」

ナツ「いつも言ってるじゃん 運も実力の内だって!」

栄一郎「いや…さすがに俺はベスト4の実力はないよ 
それに好調の今 1日 間が空くのがいいのかどうか……」

ナツ「絶対いいって! 予選から連戦なんだから 
そうか…… 明日は一休みできるんだね」

栄一郎「うん だから次あたる選手の試合を観てから 
少し練習しようと思って……」

ナツ「そうだね… じゃあそれ私も一緒に行こうかな」

栄一郎「え…… 付き合ってくれるの?」

ナツ「うん! 久しぶりのデート!

栄一郎「う…うん!」

(デート!!)と顔を赤くする栄一郎

栄一郎「じゃあ明日 楽しみにしてるね」

手を振って帰ろうとする栄一郎の服を指で掴むナツ

ナツ「明日…… 試合ないんだったら…… 
今日はもうちょっと一緒にいようよ

びっくりして一瞬硬直する栄一郎

栄一郎「そうだね! そうしよう じゃあ…… 
外じゃ寒いし座れる所行く? 
ごはん食べれる所がいいかな?」

ナツ「……とはいっても遅くなれないから近くがいいよね うーん」

栄一郎「そうだね…… この辺でゆっくりできるとこは…」

ナツ「あ…… ウチ来る?

栄一郎「ウチ…… って…… 
なっちゃんち………?


ということで【356】につづく






***感想***

何とまさかの不戦勝でベスト4!!!

こんなのあり?と思ったけど、
プロは負傷欠場でえ不戦勝ってわりとあるみたいですね

錦織選手もこの前負傷欠場だったもんね

この先はエーちゃんは門馬さんに負けて、
難波江くんもベスト4だけど池くんに負けて、
池くんと門馬さんで決勝戦

って感じでしょうか?

門馬さんとの試合、太刀打ちできないのはわかっているけど、
そこからまた何か成長の種を拾う試合になって欲しいですね

それより!なっちゃんち!!

これはやっぱり交際宣言なのかな?

なっちゃんの両親って今まで出てませんよね

エーちゃんのお母さんも今回初めて試合観に来たくらいだし、
あまり親は観に行かないものなのかな?

でも将来かけてるんだよね? 
プロになろうとしているんだよね? 
観に行かないかなあ? うーん

実はプロになろうと思ってることは親には内緒で、
エーちゃんに協力してもらってそのことを親に告白とか?

それはないか(笑)




ベイビーステップ ネタバレ 【354:決め手】 [漫画 ネタバレ]

こんにちは。


今回はベイビーステップ ネタバレ 【354:決め手】をお送りします。




前回までのあらすじです。

全日本選手権3回戦
曲者・種村との対決で苦しい序盤を乗り越えた栄一郎
勝負はここから一気に決まるのか?



前回を詳しく読みたい方は→ベイビーステップ ネタバレ 【353:境界】


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それではベイビーステップ ネタバレ 【354:決め手】のスタートです。



栄一郎と種村の激戦中、ロッカールームで悔しがる神田

神田「(俺の強みを真正面からねじ伏せられたらどうすりゃいい…… 
これが世界ランキング54位…… 
いや…… これ54位……!

世界は見てきたつもりだが…俺が思う以上に広い…… 
クソッ…!! 根本から見直しだ……)」

そこに試合を終えた難波江も入ってくる

神田「難波江くん…… 勝ったん…ですよね?」

難波江「まあね」

難波江も試合の事を思い返す

難波江「(でも…… あの池爽児級のフォアからはただ逃げ切っただけ

準決勝を想定して挑んだものの
逆に追い詰められて一時は負けを覚悟させられた

僕の個々のショットはまだオールAには程遠い…… 
相手はおそらく高校生との試合に力が入っていた

だからフォアを避ける事で何とか勝ちを拾えた… 
オールA理論の正しさはある程度証明できたとはいえ……

課題は山積…… 
準決勝どころか再び戦う時の勝算すら立っていない……)」


厳しい顔の難波江を見ている
神田は勘違いをしている


神田「(ベスト8じゃ満足できねえってのかよ)」

難波江「(そういえば丸尾くんはまだかな?)」



場面は栄一郎の試合へ戻る

第2セット、タイブレーク
6-6

栄一郎のマッチポイント


宮川「いやーしかし…… 
第1セットから一気に決まると思ったのに相手もすごい粘りだね 
落ちた脚力を気力で補えるのはさすがプロだよ」

ラリーが続くふたり


栄一郎「(緩急の “緩” に狙いを絞られてからこう着状態 
けどもうここはリスクを負って押し切る!)」

サイドラインギリギリへの深い球で攻める栄一郎

懸命に追う種村 
何とか返した球は白帯に当たり跳ね返る

「ゲームセット 
アンドマッチ 
ウォンバイ丸尾 カウント 
6-3 7-6

高校生の丸尾がベスト8進出―――っ!

栄一郎「(勝った… 
プロになると決めた最初の試合で勝った! 
しかもチェンジオブペースの先駆者浅野さんの
テニスに挑戦して苦境を乗り越えた!

俺は……やれる!)」


須藤「丸尾君全日本ベスト8おめでとーっ!! 
あっ…どうもお母さん」

隣にいた栄一郎の母に気づき声をかける須藤

観客「予選上がりノーシードが全日本でベスト8!!」
「やばいな…しかもまだ18歳だろ」
「このテニスでどこまで通用するんだろう」

宮川「やってくれるね」

荒谷「ああ……」


試合後の握手をする2人 
種村はハアハアと息を荒らしている

栄一郎「ありがとうございました」

種村「負けたけど…… 
今日の試合で……… 
……3キロくらい
…… ヤセれたかも…」

栄一郎「え…」

種村「それにしても面白いテニスだね…… 
海外でそれがどう活きるか… 
楽しみだね

(次会うとしたら海外のチャレンジャーかな…… 
その時は友達になれるかもね)」



影山「エーちゃんおつかれーっ」

諭吉「さすがアニキ!」

栄一郎「ベ…ベスト8に入っちゃった!」

諭吉「はい……ずっと観てましたって」

栄一郎「じゃあ次の相手見てくるね!」

直ぐに走り出していってしまう栄一郎

諭吉「え…あ…もう行っちゃった」

影山「飛ぶ鳥を落とす勢いだな…… 
次も勝っちゃったりして…? 
そしたらベスト4!? 
エーちゃんどこまで行くんだろ…?



栄一郎「次の相手が決まる試合は…
もう終わってる 
次の相手は第4シードの吉道さんか)」

そこに神田が通りかかる

栄一郎「あ……神田くん」

神田「また勝ったんですね 本当にすごいっスね…」

栄一郎「苦しかったけど何とか…… 神田くんは?」

トーナメント表を指差す神田「見りゃわかるでしょ」

栄一郎「あ…そうか」

神田「それよりセンターコート 
彼女頑張ってましたけどかなり苦しそうでしたよ」

栄一郎「!?」

神田「センターコートです」

走りだす栄一郎の背中に声をかける神田

神田「(丸尾くんもベスト8……)」



センターコートに着いた栄一郎の目に入ってきたのは、
相手の強打に手を伸ばすが届かないナツの姿

第2セット 
4-1で相手の優勢

観客「さすが女子テニス史上最強! 
世界の矢沢美樹だな」
「さすがの新鋭鷹崎でも歯が立たないか」
ナツ――!!まずは一本!!

コートチェンジでベンチに座るナツは苦しそうな表情をしている

それを見た栄一郎は思わず叫ぶ
「なっちゃんいけるよ!!」

その声にナツも気づく


ということで、【355】につづく。






***感想***

種村さんとの試合、急に終わっちゃいましたね

しかし、先週の第1セットで決着がついたと思ったけど、
第2セットは思わぬ接戦だったみたいですね

あんなに息が上がっていて、
脚もフラフラで走れなさそうな種村さんだったのに、
まさかの接戦

さすがプロは違うってことなんでしょうか

この試合で3キロ痩せてるなら、
次に会うときはスラッと別人な種村さんになっていたりして


神田くんはやっぱり負け(だって門馬さんに勝てるわけがない)、
難波江くんはやっぱり勝ちでしたね

難波江くんはベスト4まで行けるかな?

エーちゃんは次の試合で負けてベスト8?


そしてなっちゃん!!

女子で一番強い人とやってるなら苦しい試合も当然だよね

でもせめて少しでも一矢報いたいところですよね

エーちゃんの応援で巻き返すことができるだろうか?




ベイビーステップ ネタバレ 【353:境界】 [漫画 ネタバレ]

こんにちは。


今回はベイビーステップ ネタバレ 【353:境界】をお送りします。




前回までのあらすじです。

全日本選手権でタクマに勝利した栄一郎は3回線で曲者、種村と対決。
苦しい序盤も第5ゲームで反撃に転じる栄一郎。ブレイクなるか?


前回を詳しく読みたい方は→ベイビーステップ ネタバレ 【352:野望】


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それではベイビーステップ ネタバレ 【353:境界】のスタートです。



第5ゲームで反撃に転じる栄一郎

ドロップショットを決めて 
15-15


栄一郎「(よし……! 無理したけど決まった! 
左右だけじゃなく前もあると見せられたのは大きい)」

種村「(……今のは追うつもりで動けなかった)」

栄一郎「(ここでブレイクし返して追いついて 
種村さんに体力温存させない!)」

種村「(長期戦を避ける為にも……
ここは全力!)」

種村の強烈なサーブはワイドへ


栄一郎は今まで通り中央深くへリターンする

栄一郎「(苦しくてもとにかく中央に深くリターン… 
そして下がって一撃必殺に備えて…… 

機会が来るまで中央でチェンジオブペース! 
逆回転やスピンの遅い球を軸に 時々速い球でタイミングを外す)」


少し甘くなった種村の球を見て決断する


栄一郎「(……それでここぞという時1歩前で… 
一撃必殺を狙う!)」


クロスにライン際ギリギリへ決め球を打つ栄一郎


追いかけた種村の手は届かなかったが、惜しくもアウト 
15-30

栄一郎「(クソ…… 狙いすぎた)」

種村「(危ない…… 
やっぱりサーブゲームでここまでギリギリを狙われると球は見送れない)」



続いての種村のサーブはセンターへ

栄一郎「(またいいサーブだ……)」

リターンした栄一郎の球を、強いショットで返す種村

栄一郎「(もう攻め込んできた…… 
後ろから中央へのチェンジオブペースは
パターンが限られる……

……このままじゃいいように振り回されて最後は決められる…… 

そうなる前に…… 
俺のテニスで何とか抵抗のしようはないか……)」


今度はサイド深くへ打ってくる種村

栄一郎「(パターンが限られて 
やられてるなら増やすしかない! ……
だったら3歩前に出て普段の位置に!)」


下がってた位置を普段の位置に戻す栄一郎 
種村のバックハンド側のサイドへ返す


種村「(前に来た…… 
テンポが急に早まった……)」


種村はクロスに返す

栄一郎「(危険だけどここからは鋭角も狙いやすい!)」


再びクロスへ返す栄一郎

種村はストレートに決めにくる


栄一郎「(やっぱりここで一撃必殺狙ってきた… 
これでお互いオープンコートがある互角の状態)」


種村はオープンコートをカバーするために戻り始める

栄一郎「(……先手の俺は3連続バック側狙いで……前へ!)」


逆を突かれた種村は返すのが精一杯

その球を前に出た栄一郎がボレーで決める 
30-30



宮川「うまっ…」


栄一郎「(やった!
普段の位置とネットプレーを 
後ろからの展開に織り混ぜれば 
かなり狙える範囲は広がる

……もちろん相手サーブだし簡単じゃない 
だけど種村さんもこれで簡単には攻め込めなくなったはず

理論上はかなりパターンが増えたってこと)」

種村「(前で勝負してくれた方が決めやすいが 
こうも急にテンポが変わるとな……

サーブゲームは全力で対応してるのに…… 
更にギアを上げなきゃならない……)」



次の種村のサーブはワイドへ

中央深くへリターンしてまた下がる栄一郎

種村「(今度はまた後ろに……)」


種村の返球は浅い

栄一郎「(浅いサイドを狙ってきた… 
どうする…… 
……と思ったら行け!)」


クロスへ攻めた球を打つ栄一郎

追いかける種村を見てすぐに中央へ戻る栄一郎


栄一郎「(これも狙ってくるのか…?)」

しかし種村は栄一郎の逆を突く強ショットを再び同じ場所へ打つ 
栄一郎は反応できず 
40-30


種村「よぉし!!

栄一郎「(あんな体勢でもこんなショットが打てるのか)」


サーブ体勢に入る種村「(キープすれば次で体力は回復できる)」

栄一郎「(攻撃の時に迷うな…… 
相手はこっちが仕掛けた時を狙ってるんだ)」

種村のサーブはセンターギリギリを狙うがフォールト

栄一郎「(セカンド…)」

セカンドサーブもセンターへ 
栄一郎はリターン後前へダッシュする

種村「(今度はいきなりの前か!)」

種村の球はストレートで栄一郎の脇を抜けるバックライン狙い 
だがギリギリアウト 
40-40のデュース


ホッとする栄一郎「(よし……! 
また1つ新しい展開を見せてポイントした)」

厳しい顔の種村「………」

栄一郎「(でも危なかった…… 
この人はできる限り球に触らせないで決めなきゃいけない

そのためには今までよりもっと上のレベルの 
チェンジオブペースで的を絞らせないようにしたい)」

その時ハッと気付く栄一郎

栄一郎「(そうだ…… 
予選の決勝で戦った浅野さんのチェンジオブペース……

まずはあの無数とも言える熟練のパターンを全部コピーしてみたら……

経験の浅い俺が経験豊富な
浅野さんのテニスをどこまで実戦できるか)」


次の種村のサーブはセンターへ

栄一郎「(力も身長もない分1球1球に
意志のあるコントロールが必要!)」

長く続くラリー 

栄一郎「(決められなくても 
それが次か その次の伏線になるように 

球威 球種 展開をより極端に変化させて種村さんを迷わせる)」

しかしこのラリーは種村に決められる 
アドバンテージ種村


次もラリーが続く

栄一郎「(ノートに記したチェンジオブペースを
俺ができる範囲で……)」


今度は栄一郎が決めて再びデュース


続いてはドロップショットで種村が前に出てきたところを、
ロブで越えて アドバンテージ栄一郎


続いてもドロップショットを打つ栄一郎

種村「(ここでまた前か…!!)」

追いついてドロップし返した種村だが、
前に出てきていた栄一郎が決める

栄一郎「よし!! (ブレイクバック!!)

ゲーム丸尾 
2-3



宮川「ま…丸尾くん強いねー… 
種村さんって人 
技術も力もハンパじゃないのに…」

荒谷「どこまでもつか分からねえが
今は守備範囲も普通に広いからな おっと… 
でも今のゲームで明暗が分かれたみたいだぜ」

荒谷の言う通り、
コートチェンジ中ベンチに座っている2人だが、
種村だけが息を切らしている


一方、栄一郎はいつも通りノートに書き込んでいる


次のゲームが始まり
栄一郎のサーブする姿を見ている宮川

宮川「(ああ…… 丸尾くん… 本当にプロになるんだね……)


ということで、【354】につづく






***感想***

先週お休みだった分、
今回は巻頭カラー&増ページ!!

そしてとうとうエーちゃんが勝つ道筋が!!

最初はデータの少ない種村さんに苦戦気味でしたが、
データを集めつつ効果的な戦法を試しつつ

ほぼイーブンまで戻ってきました

でも流れは完全にエーちゃん!!


種村さんはもう息を切らしてるし、
この試合はもうエーちゃんがもらったね

けどなんでイキナリ浅野さん???


この後チェンジオブペースの更なる習得のために
浅野さんに教えを乞うのかな?

もしかして全日本の後にいきなり
エーちゃんがナショナルチーム入りで

コーチになった浅野さんの特訓が始まるとか?

そのための伏線なのかな?と深読みしちゃいました


しかし、宮川くんの最後のセリフ、ジーンとしちゃいましたね

テニスが好きでこの先も続けられたらいいなプロになろうかな、
なんてフワフワした気持ちの人とは、

エーちゃんはもう完璧に違うんだね

本当にプロになるために何をしたらいいか
考えて実践していってる人なんだね


自分との違いを感じちゃったのかなあ?




ベイビーステップ ネタバレ 【352:野望】 [漫画 ネタバレ]

こんにちは。


今回はベイビーステップ ネタバレ 【352:野望】をお送りします。




前回までのあらすじです。

全日本選手権でタクマに勝利した栄一郎は3回線で曲者、種村とタイケツした。
立ち上がりのピンチも、ついに光が見えて来たかのように思えた・・・


前回を詳しく読みたい方は→【351:着地】


★目次★のページはこちらからどうぞ!



一撃で!!


第1セット0-3
逆襲なるか・・・



それではベイビーステップ ネタバレ 【352:野望】のスタートです。



3回戦で曲者・種村と対決している栄一郎

自身最初のサーブゲームをブレイクされてしまう

ゲームカウントは3-0

立ち上がりからピンチだが、ついに光が見えてきた



栄一郎「(一撃で!!)

オープンコートに打った栄一郎の球は、サイド深くのラインギリギリに決まる 

15-0

栄一郎「(よし入った! これだ!! 
今の球威と種村さんとの距離感…… 
この感覚…… 覚えておこう!


種村さんはたぶん長いラリーを避けて体力温存を図ってる 
……となれば俺のサーブが少しでも甘ければ一気に決めにくる

そうはさせないように…… 
回転系のサーブでコースをつく!)


サーブはワイドへ 
それをバックハンドでリターンする種村


栄一郎「(さらに少し下がって…… 
中央深くを突けば 簡単には決められない)」

再びセンター深くに返す栄一郎

種村「球は遅いけど 攻撃的な深さ… これは嫌だな」

強めのショットを打つ種村


栄一郎「(それでも決めにくる……でも深く返す!)」

種村「(よく返ってくる……)」


またもハードヒットで返す種村 しかし栄一郎は既に動いていた

栄一郎「(これなら…どうだ!?)」


クロス深くに返した栄一郎の球を種村は返すも、ネットにかけてしまう

30-0


栄一郎「(よしっ……! 
相手にに一撃必殺させないように一撃必殺を狙う…… 
長いラリーになるだろうけどその分俺には情報が入る

……しかも種村さんを長期戦に引き込める)」


次の栄一郎のサーブもワイドへ


種村も強いリターンを返すが、栄一郎も返す

影山「エーちゃん粘り始めた…」

諭吉「さすが神奈川のシコリ王!」

宮川「そんなあだ名だったっけ?」

荒谷「攻撃的に中央狙いか…… なるほどな」

栄一郎「(サーブゲームなら…… 機会はくる!)」

オープンコートに鋭角のクロスで決める 種村はやはり球を追わなかった

栄一郎「(よし!!初キープ!!)」



ゲーム1-3 

依然種村のリードではある


栄一郎「(ビビるな…… 調子に乗る所でもない…… 
ブレイクに挑戦するんだ!)」

種村「(その身体で3回戦まで来れるわけだ)」


大きく身体をしならせてサーブを打つ種村 

ワイドにきた球をなんとか返す栄一郎


栄一郎「くっ (更にサーブの球威を上げてきた…… 
でも一撃じゃ決めさせない…)」


変わらずセンター深くに返す作戦の栄一郎

栄一郎「(リターンゲームはリスクを負う!)」


再びサイドライン際に鋭角の決め球を打つ

すると今度は走りだして球を追う種村 しかも速い

栄一郎「(な…っ、速っ!!)」


クロスに強烈な球を打ち返す種村 
栄一郎のラケットは届かない

<strong>15-0


観客もざわついている「うおっ…… 結構足速えっ」

宮川「動けるデブか…」

荒谷「(足も速えが今のは動き出しが早かった 
判断力がずば抜けてる)」



栄一郎「(かなりリスクを負ってうまくいったのに…… 
ここにきてサーブゲームでの動きが一変した)」

しかし見ると種村は大きく息を切らしている

栄一郎「(あ……でも もう汗かいて息が切れてる!? 

まさかこの人…… 
効率的にワンブレイクを活かして

リターンゲームは捨ててサーブゲームだけは意地でもキープする気なんじゃ…)」

種村「(走るべき時に走って 
取るべき時に取ればいい 
俺は走るのは嫌いなだけで速いんだ……)」



過去を思い起こす種村

(……19歳でプロ転向してすぐ単身渡米した…… 
テニスは世界に出なきゃ上にはいけないから 
若いうちに海外へ……とずっと思ってた

大した実績はないから僅かな企業との契約金と賞金だけが頼りだった

カリフォルニアのテニスアカデミーを拠点にギリギリの生活だった

衣食住に必死な俺が真っ先にしなきゃなんなかったのがコミュニケーション

コーチもトレーナーも友達もいない俺が 
強くなるにはまず練習相手が必要だった

苦労はしたが 
おかげで英語もうまくなって世界中に友達ができた

でも結果が出ないプロには
海外遠征費が重くのしかかってくる 
ホテルの朝食だけで1日もたせなきゃならない時もあった

見かねた友達が奢ってくれると言いだした時は…… 
ありがたく…… 断れない自分が情けなく
…… 涙が出た……

食べれる内に……
と何でも腹に詰め込んだ 
安い食事は高カロリーで栄養価は低いがおかまいなしだ

ストレスもあった…… 
気づけば俺は明らかにテニス選手としては重量オーバー……

自制心がないとか意志が弱いとかよく言われるが 
その時の俺にはそれが救いでもあったんだ

太るたびに走るのが嫌いになった 
その分を技を磨くことで必死にカバーした

俺は勝てなかったが順調に強くなってはいた 
その矢先…… ついに金銭的な限界が来た

帰国した俺を見て誰もが遠征は失敗だったと言う 
でも得たものはたくさんあった

何より俺は帰国してから減量してるし結果も出てる…… 
俺の遠征の結果はまだ出てない……

全日本選手権の結果次第だ!



種村のサーブはセンターへ 
今までと同様にセンター深くにリターンする栄一郎

栄一郎「(やっぱりサーブゲームは全力で取りにきてる…… 
この種村さんを乗り越えなきゃいけない……)」


強打を返す種村

栄一郎「(種村さんの守備範囲はかなり広い…)」

栄一郎はドロップショットで返す

種村「!」

とっさに追えない種村

15-15


栄一郎「(見極めるんだ!!)」





***感想***

やったあ!!ついにサービスゲームをキープです!!

このままエーちゃんがずぶずぶと負けてしまうんじゃ悲しいですもんね

今回は種村さんの過去の話が明らかになりました

テニスアカデミーってエーちゃんも行ってたあそこか?と思いましたが、
こっちはカリフォルニア、

エーちゃんが行ってたフロリダとは別物みたいですね

種村さんのを見ると、
エーちゃんってかなり恵まれてたんだと思いますね

フロリダはSTCと提携してるし、
行ってもすぐ友達たくさん出来てるし、

2回目はあの池くんに住むところやら食事やら仕事の斡旋まで、
かなりの面で面倒見てもらえていたもんね

しかし太ったから走るのが嫌いって……(笑)

技術は向上してるかもだけど、
結局最後は体力も大事な要因だよね

やっぱり走れないのは致命的な欠陥な気もするんだけど

だって池くんもあのダッシュ何本もやってたじゃん 

減量途中ということだから、
今回はエーちゃんの粘り勝ちで、

でも次に試合になったら痩せてる
種村さんに苦戦、って感じになるのかも・・・







ベイビーステップ ネタバレ 【351:着地】 [漫画 ネタバレ]

こんにちは。


今回はベイビーステップ ネタバレ 【351:着地】をお送りします。





前回を詳しく読みたい方は→ベイビーステップ ネタバレ 【350:特化】


★目次★のページはこちらからどうぞ!




それではベイビーステップ ネタバレ 【351:着地】のスタートです。


栄一郎の最初のサービスゲームは既に 

0ー40

いきなりブレイクポイントを握られてしまう



栄一郎「(いきなりブレイクのピンチ…… 
第1サーブをショートバウンドでリターンエースなんて……


ラケットで触れる球は全部エースを狙えるって事か? 
そんなわけないと思うけどそう思える位うまい……


いや…… 待てよ…? 
うまいのは今のところこっちが狙っていったショットの対応だけ……


でも……
だからって俺が狙うのやめるってわけにもいかないよな……)」


審判から15秒経過のコールが入る


栄一郎「(よし…… とにかく相手は速攻狙い… 
まずはそれをさせない 
その為に第1サーブを確実に……)」


栄一郎のサーブはワイドへ


種村はバックハンドでサイド深くに攻め、
栄一郎は追いつけず、連続リターンエース


ブレイクされ、ゲームカウントは 

2-0


種村「(よし…… 
ブレイクポイント3つあれば多少の無茶もできる)」



宮川「あれ…… 
いきなりブレイクされちゃった 大丈夫かな」

荒谷「確かにクセモノだな 
でも今のブレイクは丸尾も悪いだろ 
知らねえ相手で情報がないのもあるんだろうが


相手を意識しすぎて思い切って自分のテニスができてねえ 
何を焦ってんのか知らねえが…


いつもより浮き足立ってるように見えるぜ 
こんなんでどうやってタクマに勝ったんだよ


怒りを顔に出す荒谷



栄一郎「(種村さんがどうして第7シードの津田沼さんを破って上がってきたのかわかってきた

津田沼さんは強気のストロークで自分からガンガン『狙っていく』タイプ 
だからこの一撃必殺の対応力にやられたんだ


俺は見た目で種村さんの脚力に難がありそうだからって 
単調にエースを『狙い』にいこうとしすぎていた

それって…… 
種村さんをナメてたんだ……)」


赤面する栄一郎 頭を左右にブンブンと振る


栄一郎「(タクマさんに勝って調子に乗ってる…… 
こんなんじゃダメだ!! 
誰に勝とうが俺はまだプロでもない挑戦者!)」



第3ゲーム 種村のサーブ

ワイドに来たサーブをリターンする栄一郎


栄一郎「(リターンはしっかり スピンで深く)」


種村は回り込んでフォアでクロスに返す


栄一郎も追いつきクロスに返す


次はバックハンドでストレートに打ってくる種村


栄一郎「(早く決めに来るなら…… 
オープンコート! 
ここで優位を奪う!)」


しかしオープンコートに打った球はギリギリアウト 

15-0


悔しがる栄一郎

種村は何か言いたげに栄一郎を見ている



宮川「おしい…… 
ちょっとよくなってきた?」


荒谷「まだ硬いし攻め急いでる…… 
何をビビってんだよ」
 


栄一郎「(今のでよくわかった 
相手もうまいけど俺もおかしい

これはタクマさんに勝ってプロになると決めた最初の試合 
だから期待される価値のある選手じゃなきゃって重圧が掛かってる…


それで まずは慎重に相手を見ようと無策のまま攻めて…… 
逆襲されて更に苦しくなって硬さが出てきた


情報が充分にある時は自分より相手を見るべきだけど 
そうじゃない時はまず自分のテニスをしっかりしなきゃ…


その中で情報を少しずつ積み重ねるんだ 
この重圧はきっとプロになる以上避けられない)」



次の種村のサーブはセンターへ

栄一郎は反応するも触れられずサービスエースとなる 

30-0


栄一郎「(反応が遅い… まだ硬い……)」




続いての種村のサーブもセンターへ

栄一郎がリターンすると、種村は前に出てきている

栄一郎「(サーブ&ボレー!?)」


サイド深くにボレーを決められる 

40-0


栄一郎「(ボレーもやわらかくてうまい! 
前に来てるのに気づけないくらい視野が狭くなってる…… 
まだ焦ってる証拠だ……


自分を自分以上に見せようとするから自分を見失うんだ 
どうやっても俺以上のことはできないのに!)」


ガットを直し、大きく息をはく栄一郎



種村のサーブはワイドへ

バックハンドでストレートにリターンする栄一郎

栄一郎「(いいリターン返った!?)」

しかし次の種村の返球はドロップショット 

栄一郎は拾えず ゲームカウント

3-0



あっさり3ゲーム連取の種村に観客達もざわつく


種村「(ここまでは思い通り…… 
できる限りテンポよくいきたい)」


栄一郎「(すごい…… 
走りながら体勢崩して絶妙なドロップ…… 
……でも今のは俺なりにやれることはやってた


今大事なのは 
まず自分のテニスをすること 
相手も強いけどそれはその次


俺がタクマさんに勝てた事をプラスにするんだ 
ビビるな…… 調子にも乗るな… 自信にして戦え!)」



タイムがかかり第4ゲームがスタート


栄一郎「(いくぞ…… ここまでの種村さんの情報から…… 
最善と思える俺のチェンジオブペース


サーブは一撃必殺を食らわないようにコントロール重視 
ワイドギリギリを強気に狙う)」

狙った所に第1サーブが入る


種村はクロスにリターンを返す

栄一郎「(いった……! この優位を保って次は…… 
相手が一撃必殺をしにくい中央へ深く…… 
普段より2~3割低速で強いスピン……)」


種村「(そうきたか…)」


種村はサイド深くにフォアで強打

なんとか返す栄一郎「(ここまでケアしてもこの決定力か…… だったら…)」

後ろに深く下がる栄一郎

種村「(次は下がって守備か…)」

反対に種村の返球は浅め

栄一郎「(ダウンザライン浅め! 
いける…… 
いや不用意にいくと一撃で逆転される…… 


一度鋭角にフォアのスライスでタイミングを外す)」

栄一郎の狙い通りになり、
種村の返球は少し甘いものとなる


栄一郎「(よし!! 一撃必殺には一撃必殺! 

確実に仕留めなきゃこっちがやられる…… 
種村さんが諦めるくらい思い切って…)」

栄一郎の球はオープンコートのサイド深くギリギリへ


逆襲 なるか!?


ということで【352】につづく。







***感想***

あっという間に3ゲーム先取されてしまいました

種村さんの身体つき、相手を油断させるための罠だったのか

フットワークに問題ありそうにもないですしね

いや、一撃必殺は早く終わらせるためか?


タクマさんに勝って、浮ついていたことを自覚したエーちゃん

ここから反撃開始かなと思ったけど、
すぐには反撃できませんね  

種村さんはさすがに勝ち上がってきただけあって上手いし、
ちょっと気を抜くとやられちゃいそう


この決定打が決まるといいんだけど

そしてエーちゃんの快進撃が始まって、
バシバシっと逆転して、試合終了!

という具合にならないかな?


また長い試合になるのはやめてくれー!!





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